2016年 8月27日(土)  
キアシシギのバトル

秋の野島のキアシシギ、春より長めに滞在します。秋のキアシシギ
はテリトリー意識がとても強いのです。
近くに他のキアシシギが居ると、意地の悪い個体が「ピッピッピッ
−」鳴きながら飛んで追い払いにかかります。

普通追いかけられた方が逃げるのですが、時々逃げない気の強
い個体も居ます。
となると激突必死。最初はこのように並んで歩きます。


いきなり、かつ突然にバトル開始。


目で見ていると飛んだり、跳ねたり、ぶつかっているとしか見えま
せん。カメラの出番です。


ただ飛んでいるように見えてもお互い嘴、足、翼を使って戦
います。


つつき合いの場合はお互いに頭を狙います。頭を挟まれました。
しっかりと目を閉じて保護しています。


着地したらすぐに飛んで襲い掛かります。


頭をつつこうとしたら、相手は首を傾けて避けました。


第2次の攻撃に、バックステップして間合いを取ります。

下がりながら、相手の様子を伺います。


体を沈めて。


逆襲であります。


このキアシシギのバトルは、カメラの連写機能を使わないと何をし
ているか、分かりません。
しかし、秋のキアシシギは、なんでこのように仲が悪いのでしょうか。

採食時はこんな状態で争っているのですが、休憩時は集合し、み
んな仲良く休んでいます。とても不思議なキアシシギであります。
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のらくら鳥見日記
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